雑誌のターゲットの謎

昨日、美容室に行ったんですけど、席に座ってから、出される雑誌が『BIG Tomorrow』とか『LEON』とかなんですわ。
いや、オヤジであることは自覚してるし、年齢しか判断基準がない美容師さんの気持ちも分かるんですけど、
少なくとも自分は読まないわけで。


昔は暇つぶしに『SPA!』とか『朝日ジャーナル』なんか買うこともありましたが、
最近は漫画雑誌含めて、週刊誌、月刊誌など、あらゆる雑誌を買うことが少なくなりました。


その理由が”インターネットで済んじゃうから”と、一言で言っちゃうのは容易いですが、
そもそも雑誌自体が、昔から「マス」メディアと呼ぶには、あまりに狭ーいターゲットしか相手にしてなかったんじゃないか?
情報源が少ないから、しかたなく買ってただけなんじゃないか?
雑誌のターゲットのステレオタイプ設定自体が、暗に読者をバカにしてる傾向がないか?
という疑問がわきます。


だいたい、周りに『BIG Tomorrow』を愛読してる人なんて知らないし、
ましてや、”ちょい不良(ワルw)”で有名な『LEON』とか『NIKITA』なんて、買った人の話を聞いたことないんですが。
だって、目次が…
http://www.shufu.co.jp/magazine/leon/mokuji.html
http://www.shufu.co.jp/magazine/nikita/mokuji.html
…こうなんだもんw
これじゃ、ココリコと松下由樹にギャグにされるのも無理もないわけで。


どんなマーケティングしてるか分からないですけど、なんだかSPAMメールのような、
なげやりでいて、なおかつ、”誰か一匹は引っかかるでしょ”的な、バカにした感じを受けるのは僕だけ?


昔は、”『週間XX』なんてオヤジが読むもんだな”と切り捨ててたけど、
オヤジになった今でも読まないですしねぇ。
きっとインターネットが無くっても読まなかったでしょう。
オヤジにも色々いるんですよw


雑誌は総じて売り上げ不振らしいですが、その理由はインターネットでは無いでしょ、やっぱり。