父親ってどんな人?

柴田理恵がテレビでドラえもんの名作「のび太結婚前夜」を語ってるのを見て、ふと思った。


”みんな、自分の父親がどういう人なのか分かっているのだろうか?”、と。


結婚前夜にしずかちゃんのパパが、どういう思いで娘を育ててきたのか、それを打ち明ける場面がとても感動する話なんだけれども、そんな思いを娘や息子に語る機会というのは普通あんまりないんじゃないだろうか。


かく言う僕も、子供が小さいということもあり、そんなことは話さない。それにいろいろと事情があって、僕自身は父親とは高校以来会っておらず、自分の父親がどういう思いで家族と接していたのか結局分からないままだ。


ましてや、父親が社会人として、職業人としてどういう人だったのか知る由も無い。そもそも会社勤めの人が多い今の時代では、父親の外の顔、内の顔、そして考えや感情を総体として知った上で、”父親はどういう人?”というのを明確に把握してる人は少ないんじゃないだろうか。


だからと言って、父親がどういう人なのかを知ることが、子供らにどういう意味を持つのか、それは分からない。良いことなのかもしれないし、別にどうでもいいことなのかもしれない。


けど…例えば子供たちが大きくなり、ふと父親の本棚を見ると日記らしきものを見つける。”なんだ、オヤジもえらそうな事言うわりに情けないこと書いてるw”なーんてことを思う場面を想像すると、ちと愉快。


そんな理由もあり、はてなダイアリーは製本できるらしいので、それを楽しみに続けていこうと思うのであったw。