賭博破戒録カイジ
- 作者: 福本伸行
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/11/01
- メディア: コミック
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前章(?)の「賭博黙示録カイジ」を読んでから数年経っちゃったけど、続きのストーリーをようやく読破。
多くの人が、バクチの心理戦だとか、奇抜で特殊なルールのバクチの巧妙さだとか、
それを突破するカイジのあっと驚く攻略法だとか、なんかそういうとこを褒めてる。
確かに傑作なんだけど、よくみんな手放しで楽しめるなー、と感心する。
楽しむどころか、作中のいわゆる”勝ち組”たちが、カイジ含むダメ人間たちに浴びせる
言葉の容赦なしさに、非常にへこむ。
”明日からがんばろう・・・”
”明日から節制だ・・・と・・・!”
”が・・・”
”その考えがまるでダメ・・・”
”今日をがんばった者・・・・”
”今日をがんばり始めた者にのみ・・・・”
”明日が来るんだよ・・・・!”
身につまされる名言…orz
みんな、”あんなダメ人間になりゃしないよ”とタカくくれるほど自分に自信があるんかな?