政治とアーキテクチャ
えーと、まずは『Seasar入門 はじめてのDI&AOP』の冒頭の言葉から。
アプリケーションサーバは政治的な要因でプロダクトが決定されることが多いため、アプリケーションサーバーとして提供するよりも「コンテナ」として提供するほうが現場では使いやすいのです。
そう、確かに昔に比べて、アプリケーションサーバの呪縛からは格段に自由になった。
けど、その「コンテナ」というかフレームワークですら、やはり政治的影響から逃れることはできない…。
ということで、せっかく本も買ったのに、Seaser2を今度の仕事に導入することはできなさそう。
まぁ、昔から政治の影響のことは言われてきたことなんだ。
確かファウラーたんも言ってたような。
…あ、あった。
『http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?EnterpriseArchitecture』
あれ、「エンタープライズアプリケーションアーキテクチャ」のことじゃなく、
「エンタープライズアーキテクチャ」のことか。それに今回と現象が逆だ。
アプリケーションは業務上の価値と直接に結びついており、一方アーキテクチャ統括チームはそうではないのだから、アプリケーションチームが勝つわけです。こうした(アプリケーション側の)勝利が重なって、エンタープライズアーキテクチャへの取り組みは崩壊するのです。
ちょっと違うけど、例えて言うなら、”アーキテクチャ統括チームの政治力によりアプリケーションチームが負けることだってある”って感じですわ。
ふぅ。