政治と見積り

どうやら失注したらしい。
提案依頼書もなくて失注もなにもあったもんじゃないが。
結局、デキレースか。


それにしても、いつもながらプロジェクト計画つーのはしんどいもんだ。
寝ても覚めても、”あーなったらこうしなきゃ”、”こうなんないよーにあーしなきゃ”の連続。
と、そこまで精緻に考えて、見積りの精度をあげても、政治の力には一蹴されちゃうわけだ。


ま、いいか。
とりあえず、また無駄に見積りスキルだけが高くなりましたよ、っと。
ということで心に残った一文を。


ソフトウェア見積り』より抜粋。

ソフトウェア開発者のための2つの大きな専門学会(IEEEコンピュータ学会とACM(米計算機学会))は合同で、「ソフトウェアの開発者は、見積りの不確実性を考慮する職務上の責務を負う」と決定した。IEEE-CS/ACM Software Engineeringの倫理規定の第3.09項には、次のように記載されている。
(中略)
3.09 自らが携わる、あるいは携わろうとするあらゆるプロジェクトについて、コスト、スケジュール、要員、品質、成果物に関する現実的で定量的な見積りを確実に行うこと。また、これらの見積りの不確実性を評価すること。


見積りに不確実性を加えることは、単に心がけの問題ではない。言い換えれば、それはソフトウェア専門家として倫理上の責務の一つなのだ。

そう、言い訳したくて確度を添えたんじゃないやい。
倫理っだっつーの。