静かなオフィスに突然訪れる危機


おもしろいもので、一旦、”こういう切り口でモノを見るぞ!”と決めると、
情報が独りでに自分に集まってきてくれるような感覚になります。


『静かなオフィスに突然訪れる危機』


昔は仕事上の電話の応答が方々でわいわい聞こえてきたものだが、
メールや携帯で淡々と仕事を進めるようになり、
仕事上で起こる良いこと悪いことの予兆がつかみ難い、というお話し。


確かに、話題のライブドアとかでは仕事上のやり取りがほとんどメールで、
仕事場は非常に静かだとか。
でもメールが多く使われる職場では、自分に関係なさそうな
メールまでもが頻繁にCCで飛んできたりして、
昔よりも仕事上の情報が共有されてない、ってことは無い気がする。


記事中では「活気や士気といった,数字には表れないあいまいな指標がこれまで以上に捉えにくくなった。」
とあったが、つまりはそういう目に見えないが職場に存在する雰囲気みたいなものが
大事だったのに、今は失われつつある、残念、ということなんだろな。


だから、それを補う「見える化」が注目されてるんだろうと言ってるけども、
文字が図に変わったところで、所詮は視覚に頼らざるを得ない。


2ちゃんやお笑い番組空気嫁(読め)」って言葉をよく聞くんだけども、
言語化も視覚化も難しいその「空気」をIT化することはできるんだろうか?
『脳−コンピューター直結インターフェース』の応用で「空気」を共有できたりして。


けど、『脳−コンピューター直結インターフェース』が実現する未来まで、
空気嫁の空気」という概念が残ってるかどうか…。
それまでは「空気」を共有するための直接的なコミュニケーションを
細々と意識的に続けるしかなさそうです。